、ほんとは好きだよ…


「はぁ~~~。」

なんか、疲れた。
部活久しぶりにやってるし、最近の私は徹平の態度に悩んでばかりだ。
学校の休み時間。
深いため息をついて机にひれ伏す。

「……どした、優姫?すげぇため息だったぞ?」

「……卓斗ぉ……。」

声が聞こえて顔をあげると、卓斗が顔を覗き込んでいた。

「……優姫、上目遣いでみないで。……照れるし。」

……と、卓斗が顔を赤らめる。

「……えっ?あ、うん……。」

そんなこと言われたら私だって照れる。

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