、ほんとは好きだよ…




―「……ハッ。やっぱり、駄目だったか……。前よりキツいよ。でも、これで終わりだ。もう、諦めなきゃ……。」



ピリリッ!



「……メール?」




―卓斗、えらかったね。
私なら出来ないよ、フラれた相手の背中押してあげるなんて。
これからは私に、頼って欲しい……。卓斗の悩みなら、一緒に悩みたい……―




「直……ありがと、な。」―





卓斗君と別れた後、直ちゃんに電話して、全て話した。

卓斗君を支えてあげられる人は、やっぱり直ちゃんしかいないと思うから…。

直ちゃんは、『答えをだしてくれてありがとう』と言ってくれたんだ。

< 212 / 313 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop