、ほんとは好きだよ…
「……わかった。七時にうちの近くの公園でいい?」

『うん。じゃあ。』

電話が切れる。



なんだろ、緊張感?焦り?そんな雰囲気があった。



卓斗……。



「あ、優姫!卓斗君なんだって?」

「ん~、なんか話があるんだって。七時に待ち合わせした。」

「……へぇ?じゃあラッピングしちゃおっか。」



結局、チョコレートを綺麗にラッピングして、七時十五分前には待ち合わせの公園についた。
早いかと思ったが卓斗はもうきていた。



「卓斗、お待たせ。」

「早かったな。」

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