、ほんとは好きだよ…
徹平はしばらく考え込んでいた。
するとハァ~っと天井を仰いで、
「……俺は絶対優姫のそばから離れない。離れないから……俺を選んでくれ。そいつのとこには行くな。」
「……てっぺ、」
「……そう言いたいんだけどなぁ。」
「会ってくれば?結論は、それからでいいんじゃないか?」
「っ!!徹平!?」
「お前がもし、俺を選んでくれるとして、もらうならお前の100%の気持ちがいいし。会って、自分の気持ちを確かめればいい。今の優姫なら、ちゃんと答えを出せるよ。」