、ほんとは好きだよ…
周りの人達も、賛成してくれた。

「染谷君はあなたを守ってくれた人だもの。本当に感謝してるわ。優姫、あなたにできる最大限のことを彼にしてあげなさい。」

お母さんはそう言って、お父さんは隣で頷いた。




「えぇ~寂しいよ!でも、優姫がそうしたいなら……それがいいね!」

「芽衣……ありがと。」

いっつも元気で、可愛らしい芽衣。
彼氏とも相変わらず上手くいっているみたい。


「たまにはこっち戻っておいでよ?」

「早矢……うん!絶対戻ってくるよ!」

早矢は、しっかりしてて、落ち着いている、お姉さんみたいな存在。

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