、ほんとは好きだよ…

―そして、光と直ちゃん。

「まぁ優姫が一人で大阪行くって言ったら心配するけど、染谷君がいるから安心よ!……幸せになりなよ?」

「ずっと、友達だからね?新と仲良くね!」―

二人は私が高校卒業したら大阪に行きたいと言ったら、そうやって背中を押してくれた。



新君と再会したことを話すと、二人は泣いて喜んで、そして、『よかったね、優姫。』そう言ってくれた。




みんな、私の大切な友達。



卓斗は、『優姫が向こうに行く時、みんなで新に会いに行こう。』と、笑って言ってくれた。


その言葉があって、今日この日がある。
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