、ほんとは好きだよ…
新君に勉強を教わって、しばらく自習していると、直ちゃんがひっそりと話しかけてきた。
「ねぇ、優姫。さっき新、嫉妬してたんじゃないの?卓斗と優姫がよく話してたからっ!!なんか、面白くなさそうな顔して二人をみてたよ?」
「そんなわけないよ。だって……」
……新君は直ちゃんが好きなんだもん。
「いやいや、絶対新は優姫のこと気になってると思うよ!あいつは卓斗ほど女の子と話したりしないのに優姫とはよく一緒にいるしね!」
直ちゃんは優しい。
私が新君のことを好きだと知ってからはいつもさり気なく私を後押ししてくれてた。
明るくて可愛くて、……この子にはかなわない。
そう思った。
この時期から、私と新君との距離が近付いてきていたのかな……?
「ねぇ、優姫。さっき新、嫉妬してたんじゃないの?卓斗と優姫がよく話してたからっ!!なんか、面白くなさそうな顔して二人をみてたよ?」
「そんなわけないよ。だって……」
……新君は直ちゃんが好きなんだもん。
「いやいや、絶対新は優姫のこと気になってると思うよ!あいつは卓斗ほど女の子と話したりしないのに優姫とはよく一緒にいるしね!」
直ちゃんは優しい。
私が新君のことを好きだと知ってからはいつもさり気なく私を後押ししてくれてた。
明るくて可愛くて、……この子にはかなわない。
そう思った。
この時期から、私と新君との距離が近付いてきていたのかな……?