、ほんとは好きだよ…

卓斗の告白

私達の夏休みはプール位で、あとはひたすら部活に明け暮れて、新学期を迎えた。



「なんか、部活でほぼ毎日顔合わせてたし、新学期っつっても変わんないな~。」

「……確かに!」

「優姫!おはよ!」

「おはよ~直ちゃん。」



あれから直ちゃんも元気を取り戻してるようで、改めて、新君ってすごいな。って思った。



「優姫、新学期始まったら、すぐ体育祭の準備始まるんだよ!何やる?」


直ちゃんに聞かれ、考えてみる。
体育祭ではみんな何か一つ係を任される。


「体育祭かぁ。」

「どうせなら応援団しねぇ?」


と、急に新君に言われた。



応援団かぁ。





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