、ほんとは好きだよ…




顔を赤らめながら、聞いてくる新君がかわいい。

「ふふっ!あってるかも~。私、笑えたし。」

「笑ってて。ずっと笑ってて。」

「新君がいてくれれば……ね!?」

「ん、了解。」





夢みたいだよ。新君に想いが通じるなんて。
幸せすぎて、何も考えられなくなってた。




「でもさ、優姫、卓斗となんかあったろ?こないだは深く聞かなかったけど。」




あ、そうだ。卓斗君。
ちゃんと言わなきゃだめだよね。
卓斗君と新君は友達なんだから。



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