、ほんとは好きだよ…
「まだ時間あるな。バスケするか!!」
「うん。」
まだ一緒にいれると思うと単純に嬉しかった。
「あ、でも私こんな格好だから家帰らなきゃ……。」
「あ、そっか。じゃぁ一度帰るか。」
新君はジーンズにシャツというラフな格好だからいいけど、さすがに私の今の格好じゃね。
店を出て、また新君が手を差し出してくれる。
それが嬉しくて。
本当に幸せだなって心から感じていたんだ。
それがどうして、あんなことになったのか。
神様は意地悪だ…………