Flashback

「着信」

翌日の目覚めは、


いつもよりも爽快で、


すごくスッキリしていた。


やっぱり過去に決着をつけるのは、


間違ってなかったようだ。


昨日はめずらしく寝酒も必要は無かった。


私って実はずっと康介に縛られてたのかも。


・・・・って、


こうなったのは康介のせいに、


ひとまずしてみる。






恋をする。


私はこれから恋をする。


まだ見ぬ彼と、


恋に落ちる。


新しい恋をするんだ。


そんな宣言を出来る朝だった。


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