Flashback
「本当だぁ~・・・・無い。」


「でしょ?」


少し誇らしげに言ってみた。


私は変わるんだ。


そう決めたから。





「でもさぁ~・・・。」


その切り口からして、


なんか嫌な事を言われそうな予感が走った。


「な・・・なに?」



美香子のビールを持つ手が急に下がった。


・・・来る。


・・・・来るよ!!



「康介は知ってるってことだよね?夏樹の番号。」



ドッカーン!!!


美香子の爆弾投下。


なにニヤニヤしながら言ってんの?


「あんたが番号消しても、


康介の携帯には夏樹の番号が入ったわけだし、


康介から連絡がくることはありえない話でもないよね?」



さらにニヤつき美香子が憎い・・・。




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