君に贈るラブソング
2005年 11月3日
「やべぇ、寒いな~。」
「確かに最近冷えるな~」
俺は貝原政浩(かいばらまさひろ)高校二年。
かなりの歌好きで高校では、学校側には黙って勝手にバンド愛好会みたいな部を結成していた。
今日は、同じ歌好きの親友、西条翔(さいじょうしょう)とデパートまで服を買いに一緒に向かっていた。
翔と服を買いに行ってから俺たちは、翔の家に向かって、新しい歌の作曲をしていた。
俺たちが作る歌は、ほとんどがラブソングだった。
作曲が一通り終わってから翔が「来週の日曜さぁ、政は暇?」
「えっと………確か何もなかったな。」
「だったらさぁ、路上ライブやらね?」
「おッ!!いいね!ヤろうぜ!」
「んじゃ、決まりだな。詳しい事は、また学校で決めようぜ!!」
「オッケー、んじゃ俺は、もう用ないし帰るわ!」
「おう、そうか、じゃあまたな」
「おう!!」
そう言って俺は翔の家をあとにした。