一口雑話 覚え書き
9月長月September

○クモっ!蜘蛛っ!く゛も゛〜!!!

クモっ!蜘蛛っ!く゛も゛〜!!!



※注1:今回は長いので2頁です。
※注2:昆虫苦手な方、回れ右


いつも通りゲーム買って(木曜)帰って8時帰宅。
玄関脇の電灯に居るやもさん(ヤモリ♂1歳)に挨拶し(脅かすと言う)玄関ドアを開けると、ドアフレームの足下を影が走り込む(タイトルからオチ読めるとか言うな)。
「助けて〜ヤモ入った〜(前科多し)」
声をかけると全員が捕獲用具関連を持って即時集合。
「守宮?」
「大きい影が走り込んだからヤモだと思う。(ニヤッとして)ゴキかも?」
ゴキは嫌だと言いながら1人がすぐさま掃除機を用意。
靴をよけて逃げコースを視認出来るようにして、シューズタワー(傘立てぐらいな靴置き)を動かすと………

 最 大 サ イ ズ
ア シ ダ カ グ モ
…………
ありえへん
 ありえへん
  ありえへん
マジあり得んて
関東やぞ
 九州ちゃうぞ
里山どころか住宅街やて
ありえへん
 ありえへん
仕事場や職場どころか家にまで出るとか
儂に安息の地は無いんか、神よ。


人間が怖い足高蜘蛛はうまく立ち回れず天井に逃走。
妙にガリ痩せで食に困って侵入した模様。

「まかした」
ワタクシ屋外に逃走。
無責任?
知るか。虫に強い健康な奴が頑張れ。
玄関先ではやもさんが内部の騒動にビビっていたので、
「やもさんもあんなデカいのは食えんよなぁ」
などと話し込んでいると、父が小脇に何か抱えて飛び出して来た。
それは、プラケースに詰め込まれた、手と同じ大きさの餓死寸前蜘蛛氏(比較対象物があるとサイズ分かり易いな)。
あまりの飢えに天井から落下した先が底の深いケースで、即時蓋されたそうだ。

こうして巨大蜘蛛は無事我が家の庭に放たれたのでした。


めでたくありめでたくなし
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