【完】アップルパイ。~ズット君ノ隣デ~

「大介さん、大介さん!!」



桜ちゃんが俺を呼ぶので桜ちゃんの方へ近寄った



すると…



バシャッ!



…!!??



「あはっ!大介さんがバカにするからですよっ!」



桜ちゃんは笑顔で水をバシャバシャしている



だからって…



海水かけなくても。



あーぁ。



ビショビショだよ…



せっかく髪セットしてきたのに。



俺はジーパンを巻くりあげ海へ入っていった



桜ちゃんは「何!?」という顔で俺を見つめる



俺は海水を手ですくいバシャッと桜ちゃんにかけた



「ひゃぁっ!!」



桜ちゃんは悲鳴に近い声を上げ半泣きで俺を睨んでいる



…いや元は桜ちゃんが悪いんだよ?



…って俺が悪いんだっけ?


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