【完】アップルパイ。~ズット君ノ隣デ~

「海にうつる夕日もキレイですねー」



桜ちゃんは砂浜にすわり海を見つめている



たまに砂に絵を描きながら



なんか、猫とか犬とか書いている



俺はというとパラソルなどの片付け



こんなでかいの持ってくるんじゃなかったと後悔中



…つか話すタイミング逃した



俺がちょっとしょぼくれていると桜ちゃんは立ち上がりこっちへ寄ってきた



「何か手伝う事ありますか?」



「いいよ。もう終わるから」



俺はパラソルを肩にかついだ



「そうですか」



桜ちゃんはそういってまた海へ向かい走って行った



「桜ちゃん走るとまた転…」



ズベッ!!



遅かった



桜ちゃんは前のめりに転んだ



「うぅ…恥ずかしい…」



「何やってんだか…」



俺はパラソルを砂浜に置いて桜ちゃんの方へといった
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