【完】アップルパイ。~ズット君ノ隣デ~
俺が桜ちゃんの腕を引くと桜ちゃんと目があった
桜ちゃんのキレイな瞳が俺をとらえる
俺も目をそらさずに桜ちゃんの目を見つめた
一瞬時間が止まったように感じた
自分の顔が赤くなるのが分かる
それと同時に桜ちゃんの顔も赤くなる
愛しい
愛しすぎる
俺はどうしてこんなに桜ちゃんが好きなんだろう
俺は桜ちゃんをちゃんと立たせ目を見つめた
「だ、だい…すけさん?」
桜ちゃんが少しかすれた声で俺の名前を呼んだ
言おう。
これ以上不安にさせちゃいけないんだ
「…桜ちゃん、このまま聞いて欲しい」
俺は桜ちゃんに優しく微笑んだ
*大介目線終了