【完】アップルパイ。~ズット君ノ隣デ~

しばらく考え私は口を開いた



「おめでとうございます!!」




先輩の先生を見る目が優しくて、私としては先輩をとられた気分だけど、でもいいんだ。




先輩が幸せになってくれれば。




「ありがとう…」




「私ずっとお似合いだと思ってたんです!」





『そうかな』




「はい♪」



しばらく沈黙が続いた。



私が話そうとしたらその前に先輩が口を開いた



『ねぇ桜、あんた不良やめる気ない?』




「…先輩本気ですか?」




『…うん』




「私も辞めれるならやめたいです。でも…」




そんな簡単じゃない。



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