【完】アップルパイ。~ズット君ノ隣デ~

チームを抜ける



それがどういうことかオレも荒れていた事があったから良く分かる。



相当怖いはずだ



「それって愛も?」



『はい…』



桜ちゃんは申し訳なさそうにいった



「それを拓海は知ってるのか?



「知りません。言うつもりもないそうです。でも、先輩は結局先生を頼ると思います。だからその時は先輩を責めないであげてください。先輩は先生のために辞めようとしてるんです」



桜ちゃんは涙ながらに訴えた



まぁ…これは拓海達の問題だしな。



『…分かったよ。でも、無理はすんなよ』



オレは小さな声で呟いた



『はい。おやすみなさい』



桜ちゃんは鼻水をすすった



「うん。おやすみ」



オレはそういって電話を切った



*大介目線終了


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