【完】アップルパイ。~ズット君ノ隣デ~


「桜!!絶対殴ったり何かしたらダメだ!!」



隣から聞こえる先輩の声



「分かってます!!」



私は大きく声をあげた



皆は私達の体を殴って蹴り続けた



私は頭を強く殴られ意識が朦朧とした



先輩も大量の血を流していた



「もういいだろう」



弘子さんはそういい私達に近づいた



「愛。あんたさァ何で辞めたいとか言うわけ?」



「好きな人が出来たからです」



「…桜は?」



「私は…誰かを好きになりたいと思ったからです」



そういった時に大介さんの顔が浮かんだ



「あたしはキレイ事ぬかすようなヤツが大嫌いなんだよ!」



そういって弘子さんは私の頭を鉄パイプで殴った



視界がぼやける



先輩の声が薄らぐ意識と同時に聞こえた







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