【完】アップルパイ。~ズット君ノ隣デ~
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「ん…先輩?」
目を覚ますと私はなぜか公園にいた
先輩が運んでくれたのだろうか
額には濡れたハンカチ?がのっていた
起き上がろうとしたが頭と足が痛くて起き上がれない
「良かった桜、大丈夫?」
先輩は心配そうな顔で私を見る
「ちょっと頭はズキズキするけど平気です。先輩は?」
「あたしは骨何本か折れてるけど平気。」
「え?!大丈夫ですか!?」
よく見ると先輩の顔は真っ青で、今にも倒れそうだった
「うん。割と動けるし…。でももう歩けない」
「私も足をやられてて全然動きません」
「しょうがないから先生呼ぶわ」
「はい…」
先輩は血だらけのケータイをポケットから取り出した
…その場に大介さんがいたらいいけど