【完】アップルパイ。~ズット君ノ隣デ~
家までの10分間全員が無言だった
家につくと同時に先生は先輩をお姫様だっこして運んだ
大介さんも私を抱っこして運んだ
「俺達は先に中入るぞ」
そう言って大介さんを家の中に入っていった
その後、先生も私達の後を追いかけて入ってきた
「病院は明日行こう。今日はもうしまってるから」
大介さんは私と先輩の目を見つめた
「は…はい」
「うん」
「拓海ーまだか?」
「ありました」
そういって先生は救急セットを持ってきた
そして消毒液を先輩の口にぬった
先輩はとても痛そうな顔をしている