【完】アップルパイ。~ズット君ノ隣デ~
「菅原さんと桜さんは何でそんな傷だらけなんですか?」
私はもうあんな事を思い出したくはなかった
「桜はしゃべんなくていいよ。あたしが説明する」
先輩は私の顔を笑顔で見た
「ゴメンなさい」
「いいよ。別に」
先輩はそう言って全部話してくれた
私は本当に情けない。
私はいつも先輩に甘えっぱなしで、先輩に迷惑ばっかりかけてる
先輩だってこんな事話したくないに決まってる
でも、先輩は優しいからいつも私をかばっている
ごめんなさい。
ごめんね先輩。
全部話し終えた後先輩はこういった
「でもね、先生。
あたし不良ホントに辞められたんだよ
明日からはちゃんと学校に行くから」
先生の目からh大粒の涙がこぼれた
そしてそっと先生は先輩を抱きしめた
大介さんは私の手をとって「違う部屋に行こう」といって部屋をでた