【完】アップルパイ。~ズット君ノ隣デ~


「菅原さんと桜さんは何でそんな傷だらけなんですか?」



私はもうあんな事を思い出したくはなかった



「桜はしゃべんなくていいよ。あたしが説明する」



先輩は私の顔を笑顔で見た



「ゴメンなさい」



「いいよ。別に」



先輩はそう言って全部話してくれた



私は本当に情けない。



私はいつも先輩に甘えっぱなしで、先輩に迷惑ばっかりかけてる



先輩だってこんな事話したくないに決まってる



でも、先輩は優しいからいつも私をかばっている



ごめんなさい。



ごめんね先輩。



全部話し終えた後先輩はこういった



「でもね、先生。
あたし不良ホントに辞められたんだよ
明日からはちゃんと学校に行くから」



先生の目からh大粒の涙がこぼれた



そしてそっと先生は先輩を抱きしめた



大介さんは私の手をとって「違う部屋に行こう」といって部屋をでた


< 27 / 137 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop