【完】アップルパイ。~ズット君ノ隣デ~

「良かったね。ケンカしなそうで」



大介さんは優しく微笑んだ



「はいっ!」



「じゃあ、拓海の部屋に勝手に入ろう!」



大介さんはそう言って先生の部屋に入っていった



大介さんはベッドの下をあさっている



どうやらエロ本を探しているらしい



「やっぱりないや」



大介さんはそういってベッドに腰を下ろした



「そりゃないですよ。大介さんはありそうだけど」



私はそういって先生のパソコンのイスに座った



「言うねぇ桜ちゃん」



大介さんは苦笑いをした



「先輩に育てられてますから」



「ははっ!!」



大介さんと話しているときの空気がとても好き



暖かくて、優しくて、凄く落ち着くんだ



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