【完】アップルパイ。~ズット君ノ隣デ~
部屋に戻ると愛は拓海の腕の中で気持ちよさそうに眠っていた
「私は愛を寝かせてきます。今日は2人共泊まっていきますか?」
「先生がいいなら…」
桜ちゃんは申し訳なさそうに言った
「構いません。寝るときは愛のベッドで眠ってください」
そういって拓海は部屋を後にした
「あの、じゃあ眠ってもいいですか?実はずっと眠くて…」
「はい。いいですよ」
桜ちゃんは拓海の後をついていった
俺は冷蔵庫を開けてビールを数本取り出した
数分後、拓海がもどってきた
「拓海ィ!久しぶりに一緒に酒飲もうぜ!」
俺はビールを持ちながら拓海に笑いかけた
「いいですね。飲みましょうか」
拓海はそういって俺の目の前に腰を下ろした
「いいなぁ。お前は幸せそうで」
俺は酒が入っているのもあって色々話した
「大介、誰か好きな人はいないんですか?優姫以外に好きになった人いるんですか?」
拓海はいつにもなく冷静に話し始めた