【完】アップルパイ。~ズット君ノ隣デ~
“桜ちゃん?起きないとチューするよー”
そんな言葉で目覚めた今日。
大介さんの言葉が今でも頭に残っている
胸のドキドキがなかなか収まらない
そんな気持ちを抑えつつ、病院へ向かい診断されたのは右足と左手の骨折
私は足をズルズル引きずりながら病院を出た
病院へ出ると同時に「このまま桜の実家いくから」そういわれて実家に送り届けられた
なぜか大介さんも一緒に。
「俺が今日のこと桜ちゃんの両親に話すからね」
そういって私と一緒に残ってくれた
家へ入ると母が仁王立ちで玄関にいた
私の事はもう聞いているらしい
「何やってるのこのバカ娘!!」
そういうと同時に私は頬を叩かれた
「いっ…!!」
私は頬を押さえた