【完】アップルパイ。~ズット君ノ隣デ~
覚悟と勇気
目を覚ますとすでに朝になっていた
私は着替えてリビングへと向かった
ある決意を胸に抱えながら
「おはよう桜ちゃん」
いつも通りの笑顔で迎える大介さん
「…おはようございます」
顔がこわばる。
ダメだ
ちゃんと言わないと。
「あ、桜ちゃん朝は目玉焼きでいい?」
「はい。あの…来週の事なんですけど…」
言葉が詰まる
「…私と一緒に過ごしてくだっしゃぃっ!」
うわっ!かんだ!!ハズっ!!!
絶対顔赤いよ…
大介さんの顔を見るととていも驚いている顔
しばらく沈黙が続いた