【完】アップルパイ。~ズット君ノ隣デ~
先に沈黙を破ったのは大介さんだった
「…昨日桜ちゃんカレンダー見たよね?」
「はい。見ました」
「…え。じゃ、え?」
「私は大介さんの誕生日をお祝いしたいだけです」
「えーと…」
「だめなんですか?」
必殺!上目使い!
…なんちゃって。
「いいよ。でも、優姫の墓参りいくけど…いい?」
「はい!もちろんです!!」
そして大介さんはそのまま仕事いった
…多分私が大介さんのことが好きな事、大介さんは知ってる
だから、あえて言うんだ
ちゃんと「好き」って。
…頑張れ自分!!!