【完】アップルパイ。~ズット君ノ隣デ~
「それ桜ちゃんが作ったの?」
「はい」
「うまそうだね」
「大介さんの分もありますよ」
「まじ!?でも俺は厳しいよ~何たって料理人ですから」
大介さんは優姫さんに手を合わせながら話した
「…あんまりボロクソ言わないで下さいね」
「ぶはっ!とりあえず優姫に毒味してもらおう」
「優姫さんおいしいですかー?」
「おいしいでーーす」
大介さんは声を高くしながら話した
「あはっ!!おいしいそうですよ。大介さん」
「じゃあ安心だ。そろそろ帰ろうか」
「はいっ!」
「じゃあな。優姫また来るよ」
大介さんの事は私に任せてください!
私はそう思いながら優姫さんの墓を後にした