【完】アップルパイ。~ズット君ノ隣デ~

「たらいま桜ちゃぁ~~ん」



…大介さんはちょっとどころでなく酔っている



「すいません。失礼します」



先生はいつも通り落ち着いた感じで靴を脱ぎ部屋に向かった



…勉強道具広げたままなんだけど



って!



先生に教えてもらえばいいじゃん!!



教師だし!!



「あの!先生!!」



「はい。何ですか?」



「お勉強おしえてくれませんか?」



「勉強?」



「はい。中1からとくに学校にいってなかったもので…全然分からないんです」



「はい。いいですよ。」



先生はイスに腰をおろし「ドコがわからないの?」と優しく問いかけた



「全部分からないです」



とはいえないので本当に分からないところだけきいた



先生の教え方はとても分かりやすかった


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