【完】アップルパイ。~ズット君ノ隣デ~

大介さんはソファの上で幸せそうに眠っていた



ビールのビンを抱きながら



「んにゃ~~もうにょめなぁい!」



大介さんが変だよ~~



私は大介さんや拓海さんが散らかしていった物を片付けた



そして半泣きで押入れからタオルケットを引っ張り出した



「大介さ~ん風邪引いちゃいますよ!」



かけようとしたその時、思い切り大介さんの腕を引っ張られた



気が付いたら大介さんの胸の中



きゃ~~!!



頭はゆでだこ状態。



「だっだだだ大介さん!」



恥ずかしすぎる!



ドキドキしすぎて死にそう!!



「ん…優姫」



…い、ま「優姫」っていった?



やば…泣きそう



「わったしは優姫さんじゃないよっ!!」



私は大介さんから逃げるように部屋へと向かった




< 75 / 137 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop