【完】アップルパイ。~ズット君ノ隣デ~
大介さんはソファの上で幸せそうに眠っていた
ビールのビンを抱きながら
「んにゃ~~もうにょめなぁい!」
大介さんが変だよ~~
私は大介さんや拓海さんが散らかしていった物を片付けた
そして半泣きで押入れからタオルケットを引っ張り出した
「大介さ~ん風邪引いちゃいますよ!」
かけようとしたその時、思い切り大介さんの腕を引っ張られた
気が付いたら大介さんの胸の中
きゃ~~!!
頭はゆでだこ状態。
「だっだだだ大介さん!」
恥ずかしすぎる!
ドキドキしすぎて死にそう!!
「ん…優姫」
…い、ま「優姫」っていった?
やば…泣きそう
「わったしは優姫さんじゃないよっ!!」
私は大介さんから逃げるように部屋へと向かった