【完】アップルパイ。~ズット君ノ隣デ~
目を覚ますとリビングからいい匂いがした
私は鼻をくんくんさせながらリビングへと向かった
「おはよう。桜ちゃん」
「あっ!おはようございます」
いつも通りの笑顔。
いつも通りの挨拶。
良かった…
私はそう思いながらイスに座った
最初はスッピンを見せるのが嫌で朝でも化粧をしていたけど、今はメンドくさくてスッピンのまま。
朝ごはんはベーコンつき目玉焼きとたこさんウインナー
と、大介さんのオリジナル料理
実際にお店でも出されている料理だ
「昨日は良く眠れた?」
私と大介さんの分のコップをテーブルにおいて大介さんも席についた
「はい。おかげさまで…」
私はコップを手に取りホットミルクを飲み干した