【完】アップルパイ。~ズット君ノ隣デ~
「あっ!桜~~!!」
待ち合わせ場所に行くとすでにそこにいた
「夏海(なつみ)~!今日早いですね!」
ふと時計を見ると待ち合わせ10分前
いつもは最低でも5分は遅れてくるはずなのに
「いやー。何か桜に早く会いたくなっちゃって」
夏海はテヘッと舌を出して笑った
「…っ夏海ぃ~~!!」
私は夏海に抱きついた
さすが夏海!
「やだなー!何よもう!!」
夏海は私の背中をさすった
「愛してるよぉ~~!!」
「…え、レズ?」
「なっ!違いますよ!」
夏海は「嘘だよ~!」といってヘラヘラ笑っている
「夏海!私、話したい事があるんです!!」
「え、何?学校ついたら話してよ!」
「うんっ!!」
私は夏海の手をとり学校に向かって歩き出した