【完】アップルパイ。~ズット君ノ隣デ~

「良かった…」



家に入るとリビングに電気はついていない



私は胸を撫で下ろし靴を脱いだ



本当は泣いて抱きつきたい。



でも、絶対迷惑になる。



流血している膝をハンカチでおさえリビングに入った



電気をパチッとつけるとそこには大介さんがいた



「!!!????」



私は声にならない声で叫んだ



よく見ると眠っているようだ



「なぁんだ…」



私はその場に座り込んだ



「なーんてねっ!びっくりし…」



大介さんはバッと起き上がった



「!!!????」



次は大介さんが声にならない声で叫んだ








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