大好きな君に
体育館に着くと3-5が最後だった。

「最後じゃんーー。鈴こっちに来なよ!一緒にしゃべろ☆」

「先生に怒られるって」

「大丈夫だって!!早く早く!!」

「しょうがないなーー!!」

「早く並んで!!最後なんだからーー。」

校長「みなさん。おはようございます。今日から新学期ですね…」

(でた、長い長い長い長い校長の話。

ほんとに眠くなるし、この時間もったいないーー。

こんな時間があるなら大好きなゲームやるよ。

そういえば、今やってるゲーム途中だ。

昨日やってたら、母ちゃんに怒られたんだよな。

今日やろーーと。)

スースースースー

(なんか聞こえる。後ろのヤツ息あらくね?

こんなに酷いの初めて聞いたかも。

あれ?もしかして寝てる?)

後ろを向いて確認すると…

やっぱり寝てた。ってさっきの奴じゃないか。





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