ずっと好きだったよ
入ってきたのは、翔哉と遥斗だった。二人は、私たちを見つけ駆け寄ってきた。
「屋上行かねぇ?」
翔哉が言った。
「いいよ。行こう、海」
亜妃は立ち上がった。
そして、屋上に行くことになった。屋上には誰もいなかった。
「ねぇ、翔哉と遥斗君は、なんで友達になったの?」
亜妃は訊いた。
「なんでって・・・まぁ、席が隣りで俺から話しかけて、友達になったみたいな。なぁ、遥斗」
翔哉はそうゆうと、遥斗を見た。
「そんな感じ」
遥斗は答えた。
「ふ~ん、そうゆうことか」
亜妃は一人で納得していた。
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