ずっと好きだったよ
「私ね、亜妃と電話で話した時、亜妃の力になりたいって思ったの。それで、翔哉君と話ししようと思って、翔哉君と話したの。その時、翔哉君に告白されたの。亜妃に言おうと思った。でも、やっぱり言えなくて。亜妃を傷つけたくなくて。ごめんね」
海は涙をこらえながら伝えた。
「もういいよ。海は何も悪くないのにね。私、すごくイライラしてて海に当たって、最悪だよね」
亜妃は言った。
「そんなことない。私がちゃんと言わなかったから」
海は言った。
「海、ありがとう。ちゃんと話してくれて。嬉しいよ」
亜妃は笑った。海の目から、次々涙が溢れてきた。
「泣かないでよ。私まで、涙が出てくるじゃん」
亜妃も泣き始めた。二人でいっぱい泣いた。



亜妃、私たちこれからもずっと、ずっと友達だよ。



私たちの絆は、永遠だよね。



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