ずっと好きだったよ
海はその夜、遥斗に電話をした。
「はい」
久々に聞いた遥斗の声。涙が出てきそうになった。
「海?」
遥斗に名前を呼ばれ、海は携帯を強く握りしめた。
「明日、会いたいんだけど」
海は言った。
「いいよ」
遥斗はO.K.してくれた。
そして、明日会うことになった。



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