睡恋
愛「お姉ちゃん、またお酒たくさん飲んだのね。」
愛さんはそう言うと麗奈さんをどこかに連れて行った。
何分ぐらい経ったのだろうか?
とにかく長い時間俺は一人で玄関に経っていた。
「ガチャ」部屋のドアが開いて愛さんと麗奈さんが出てきた。
愛「ごめんね待たせちゃって。お姉ちゃんをお風呂に入れてたんだ。お風呂に入ると酔いが治る人だからね。」
そう言うと、愛さんは俺を連れてリビングに向かった。
リビングに着くと愛さんは「何か作ってくるね」と言って、キッチンに向かってリビングを出た。
入れ代わるように麗奈さんがリビングに入ってきた。
こたつに俺と麗奈さんが座る。
麗「愛から話は聞いたわ。これから愛のことよろしくね。」
酔いから覚めた麗奈さんが不意に言った。
俺「任せて下さい麗奈さん。」
麗「麗奈さんじゃなくて、お姉さんでもいいのよ。」