睡恋
まだ少し酔っているのか、からかってきたのか、麗奈さんは微笑みながら俺に言ってきた。
愛「私がいない間に何を盛り上がってるんです。」
そう言って、愛さんが部屋に入ってきた。
両手はお鍋を持っていた。
鍋を机の上に置いて愛さんもこたつの中に入った。
最初はそれぞれ黙々とお鍋を食べていたのだが、不意に愛さんが口を開いた。
愛「お姉ちゃん、本当になんでここにいるの?答えてくれない?ねぇ、佐藤さんもそう思うでしょ。」