睡恋

俺「運転手さん。式にぎりぎり間に合ったよ。ありがとね。それで、いくらだい?」


運転手「代金はいらんさかいはよ行き。式に遅れてまうで。」

俺は運転手の振る舞いに感謝し丁寧にお礼を述べたかったのだが、運転手はさっさとタクシーを発車させた。

仕方ないので心の中で感謝しつつ、式場に入って行った。
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