睡恋
俺「新吾どうしたんだ。今から結婚する人間らしくないぞ。」



後から声をかけたら、新吾は急いで振り向いてきた。そして、俺だと気付くと落胆したのがはっきりと分かった。



新「やっぱり来てくれたのか海。ありがとな。実は新婦がまだ来てないんだよ。どうしよう?」



俺「心配すんなって新吾。絶対来るって。信じて待ってようぜ。」



新「でも……、」



と、何か言おうとしている新吾の口を背後から何者かの手が塞いだ。
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