睡恋
式は終わり二次会に入っていた。


俺は二次会とは言え二人の邪魔をしたくなかったので、家に帰っていた。


帰り道背後から誰かが俺の名前を読んでいるのに気がついた。


振り返ってみると愛さんが走って来ていた。


愛「ハァ、ハァ、佐藤さん。どうしても聞いときたいことがあるんですけど。」

俺「そんなに慌てて追いかけて来てまで何が聞きたいの?」


愛「……それは………」


愛さんはそこから何も言わず黙って空を見上げた。
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