有り得ない現実
夢から逃れられない
今はまだベッドの上だ。
いつもの金縛り状態…
3日に1回はなる。
目だけは動くと言う人もいるが、僕は目も開けられない。
分かるのは、明るいか暗いかぐらいだ。
そのまま寝込んでしまう事もあるが、大抵は明るくなるまで考え事しながら待つ。
朝日が体に当たると、やっと目が開けられる。
そんな、特異体質になっていた。
もしかして、これって夢?
いや、違う。
確実に頭は、覚醒している。
夢と決定的に違うのは、映像がないところだ。
だから僕は、目が開くまで色んな空想をするんです。