鬼姫



どれくらい時が
過ぎたのかも
わからない……


ただーー

1日中ボーっとして
過ごしてたと思う…。







毎日毎日がっ…

1秒1秒でさえ
過ぎていくのが
怖かった……。






時が過ぎて
過去になってくのが
怖かったーー。












あたしは何なんだろう?

あたしを…

必要としてくれる人
なんているのかなぁっ!?



そんなことばかり
考えるようになっていた。






いっそのこと……




消えてしまった
ほうが楽かもしれない。




そうだ。

消えてしまおう……








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