鬼姫



大好きな友里と
暮らした

思い出の詰まった
あたし達の家……











なんか笑えてくる







あたしには友里との
生活が全てだった……



全てだったんだ











一緒に遊んだことも



一緒に怒られたことも



一緒に泣いたことも



一緒に笑ったことも



友里との時間は
あたしの全てだった











でも友里は


思い出と共に
あたしの事も
捨ててしまう……


















その現実が






あたしには

とても重いもの
だった……












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