イタイ彼女

最初の彼女

きっかけ

とある会社に入社した私。




何か特技あるわけでもないから、ほぼただのお茶汲み要員として採用された。




出だしは好調。先輩方にお茶の入れ方、コピーの取り方、書類のホッチキスの止め方…Etc.を教わりながら、仕事をこなしていた。




そんなある日。ちょっとした噂を耳にした。




「隣の課の吉岡さんていう新人。一匹狼らしいわよ。」




その噂の「吉岡さん」が、この先、私に笑い話のネタを提供してくれる彼女だった。