Nightの誘惑
バイトくんの手には新しく作られたCocktail。


それを私の前に置くと、マスターが口を開く。


「新しく入ったバイトの俊介。シュンでいいよ。」


なんて、軽〜い挨拶。


マスターに紹介された俊介くんがニコッと微笑んで、


「俊介です、ヨロシク。」


と、同時に差し出された右手。


私はなんの躊躇いもなく、その手を握り返した。





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