気まぐれカエル~バレンタイン特別編~


「…チョコ?」


先生は何が?とでも言いたそうな顔で私を見つめた


そりゃ、私だってこんなことで泣くなんて思わなかった


だけど、先生をスキな私はずいぶんと女の子になるらしく、こんな本音がでてしまった


「だって…先生たくさんチョコもらって…先生は…モテて…私のなんか…いらないんじゃって…」


涙まじりの私の言葉を一生懸命聞いてくれた先生


そして、私の話が終わるか終わらないかのところでそっと抱きしめていた腕をほどいた





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