気まぐれカエル~バレンタイン特別編~


「『チョコと…私を…食べて』だってさ」


先生の言葉にしばらくフリーズ


10分くらいたった頃…


「きゃあああ!」

「う、うるせ…」



私の悲鳴に先生は顔をしかめた


「ち、ちょ、ちょっと待って!そのチョコ取り消しっ!」


先生の膝に乗った箱に手を伸ばす


だけど…


「残念~!取り消しはありません!」


あっという間に再び先生の胸に飛び込む形になってしまった


「や、やだやだ!無し無し~!」


「んじゃ、先に南食べよっか?」


先生の変態な笑顔が見えたと思ったら、先生のキスで見えなくなってしまった





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